身代金は払わない ランサムウェア被害のCIOが安心した「バックアップ」の効果バックアップでランサムウェア攻撃を乗り越える【中編】

米カリフォルニア州のユバ郡がランサムウェア攻撃から迅速に復旧できた背景には、バックアップ製品の活用があった。同郡はバックアップ製品を使ってどう備え、どう攻撃に対処したのか。

2021年06月30日 05時00分 公開
[Paul CrocettiTechTarget]

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)「DoppelPaymer」の攻撃を受けたユバ郡が、被害を最小限に抑えられたのは、システムの状態を複製していたからだ。同郡はバックアップベンダーRubrikの製品を使用し、仮想インフラと物理インフラをバックアップしている。攻撃の経緯に焦点を当てた前編「ランサムウェア被害のCIOが明かす『わが郡はランサムウェアにこう攻撃された』」に続き、中編となる本稿は、同郡が実感したバックアップ製品の効果を紹介する。

ユバ郡がランサムウェア攻撃で実感した「バックアップ」の効果

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...