2021年06月30日 05時00分 公開
特集/連載

身代金は払わない ランサムウェア被害のCIOが安心した「バックアップ」の効果バックアップでランサムウェア攻撃を乗り越える【中編】

米カリフォルニア州のユバ郡がランサムウェア攻撃から迅速に復旧できた背景には、バックアップ製品の活用があった。同郡はバックアップ製品を使ってどう備え、どう攻撃に対処したのか。

[Paul Crocetti,TechTarget]

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)「DoppelPaymer」の攻撃を受けたユバ郡が、被害を最小限に抑えられたのは、システムの状態を複製していたからだ。同郡はバックアップベンダーRubrikの製品を使用し、仮想インフラと物理インフラをバックアップしている。攻撃の経緯に焦点を当てた前編「ランサムウェア被害のCIOが明かす『わが郡はランサムウェアにこう攻撃された』」に続き、中編となる本稿は、同郡が実感したバックアップ製品の効果を紹介する。

ユバ郡がランサムウェア攻撃で実感した「バックアップ」の効果

 「ランサムウェア攻撃の復旧プロセスの中で、安心していたことが1つあった」と、ユバ郡で最高情報責任者(CIO)を務めるポール・ラバレー氏は振り返る。それは、データがバックアップ済みで、身代金を支払う必要がないと考えることができたことだったという。

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