教育機関向けシステムに不正アクセス【前編】

生徒や教員のデータが流出 「PowerSchool」の侵害はこうして起きた

教育機関を狙う攻撃として、教育現場で使われるツールを“経由”したデータ盗難がある。米国で起きた攻撃例を解説する。

 教育機関を標的にした攻撃が広がっている。教育機関が直接狙われなくても、使っているツールへの攻撃によって被害を受けるケースもある。その一つが、教育機関向けソフトウェアを手掛けるPowerSchoolを襲った攻撃だ。2024年12月に同社システムへの不正アクセスがあり、ユーザー組織のデータが流出した。日本も含め世界のどこに起きてもおかしくない教育機関への攻撃――。どのように実施されたのか。

発端はフィッシング? 攻撃はこうして起きた

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