リファクタリングか、リライトか【前編】

コードの“大掃除”「リファクタリング」とは? 主なメリットとデメリット

ソースコードの劣化や保守性低下の対策として、現状の挙動を大きく変えずにソースコードを修正する「リファクタリング」がある。ソースコードを修正する上での、リファクタリングのメリットとデメリットを紹介する。

 アプリケーションのソースコードは、パッチ(修正プログラム)の適用、計画性のない保守や機能追加などを重ねるうちに、次第に管理しづらくなるものだ。こうした場合、開発者は「リファクタリング」か「リライト」のいずれかを選択する必要に迫られる。リファクタリングは、アプリケーションの挙動を大きく変えずに既存のソースコードを修正する手法だ。リライトは、既存のソースコードの大部分を破棄し、一から書き直す手法だ。

 これらの手法にはどちらにもメリットとデメリットが存在し、どちらかが絶対的に優れているということはない。プロジェクトごとに、どちらが適しているのかを判断すべきだ。本連載は、リファクタリングとリライトそれぞれの長所と短所を比較し、適切な判断を下すための指針を示す。

リファクタリングのメリットとデメリット

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