データ保護法の真の活用法

「GDPR」をただの規則と思っていないか? 企業が問うべき“施行7年目”の意義

「GDPR」(一般データ保護規則)が施行してから7年がたった。AIが普及する今、この7年を振り返り、ますます重要度を増すその価値と可能性について掘り下げる。

 欧州連合(EU)のGDPR(一般データ保護規則)が2018年5月25日(現地時間)に施行したことは、あらゆる規模の組織にとって、データ保護に取り組む姿勢を根本から見直すきっかけとなった。企業はGDPRを意識し、収集した個人データをより慎重に扱うようになり、扱い方について定期的に監査を実施するようになった。

 それ以来、7年が経過した2025年現在、企業は再びデータガバナンスの見直しを迫られている。企業が扱うデータ量が増大し、人工知能(AI)技術の普及により、AI特有のリスクに直面しているからだ。本稿ではGDPRが組織のデータ保護に対する姿勢をどのように変革してきたのかを振り返り、GDPRの意義と今後の活用法について考察する。

GDPRを単なる規則と錯覚していないか? 本当の意義とは

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