「中央集権」の限界とリスク

「データ集約」はリスクだらけ? 分散型データセンターが“必然”になる理由

従来の中央集権型データセンターは管理しやすい半面、通信遅延や単一障害点、厳格化するデータ規制に対して限界を迎えつつある。小規模データセンターにインフラを分散させる構造のメリットと課題を解説する。

 各国の法規制に従ってデータを管理する「データ主権」への懸念、即応性が求められるAI(人工知能)アプリケーションの台頭――。こうした課題に対処するためのアプローチとして有効なのが、データセンターインフラの「分散化」だ。

 分散型インフラを採用した「分散型データセンター」は、巨大な施設に機能を集中させる従来型データセンターとは異なり、小規模な拠点を各地に展開してデータを処理、保管する。各拠点が自律的に稼働することで、従来の弱点だった「単一障害点」を排除し、システム全体の処理能力と耐障害性を高めることができる。

 ただしインフラの分散化は、企業にメリットをもたらすと同時に、運用の複雑化という新たな課題を突き付ける。本稿はデータセンターの分散化における戦略と課題を解説する。コンピューティング、ストレージ、ネットワークリソースの配備をどう最適化すべきか、ITリーダーが自社にとっての“現実解”を見極めるための判断材料を提示しよう。

これからのデータセンターに必要な「3つの条件」

印刷する
SNSでシェア

TechTarget グローバルインサイト

米国Informa TechTargetが発信する記事を翻訳し、国内向けに分かりやすく紹介します。最新の海外動向や先進事例を取り上げ、グローバルなITトレンドを把握できる連載です。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー