「資格はあるのに実務ができない」壁の正体

クラウド資格コレクターは評価されない? 年収1000万を分ける“OSの理解度”

履歴書の資格欄は埋まったのに、年収は変わらない――。クラウド資格ブームの裏で、エンジニアの7割が直面する「資格はあるのに実務ができない」壁の正体と、1000万プレイヤーが持つ“真の武器”を紹介する。

 「クラウドファースト」「AI(人工知能)技術活用」が叫ばれる昨今、インフラエンジニアのキャリア戦略も変化している。その潮流の一つが、「Amazon Web Services」(AWS)や「Google Cloud」などのクラウドサービスの認定資格取得に励み、自身の市場価値を高めようとする動きだ。

 ところが、「Linux」技術者認定試験「LinuC」を運営する特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)が実施した「技術力と年収に関する実態調査」から、“資格コレクター”が陥りがちな落とし穴が明らかになった。

 調査データによると、インフラエンジニアの約7割が、ある知識の欠如によって「キャリアアップの壁」に直面している。一方で、年収1000万円を超える「高年収層」のデータを見ると、彼らとその他の層を決定的に分ける“地味だが強力なスキルセット”が浮き彫りになった。

 なぜ、華やかなクラウド資格だけでは「年収1000万円の壁」を越えられないのか。データが示す年収の壁の実態と、その突破口となる具体的なスキルセットを解説する。

年収1000万円超の4割が深く理解している分野とは?

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