ガバナンスの再設計が必要に

Claude Code生みの親は「コードを一行も自分で書いていない」――情シスはどう受け止めるべき?

「Claude Code」の開発者ボリス・チェルニー氏は、「モデルがコードの100%を書く状態」に到達したと語った。AIが現場部門によるソフトウェア開発を広げる中、情報システム部門はどのように備えていけばいいのか。

 「AIでソフトウェア開発が変わる」と聞いても、多くの情報システム部門(以下、情シス)は、まだ“開発部門の話”だと感じているかもしれない。しかし実際には、既に現場部門がAIを使ってツールや業務アプリケーションを作り始めている。営業部門が自前で業務自動化ツールを作る、経理部門がAIにデータ処理をさせる、はたまた、AIモデルが社内ツールを構築する時代が来る可能性もある――。こうした動きが広がれば、「誰が作ったのか分からないシステム」が社内に広がる可能性がある。

 問題は、インシデントや情報漏えいが起きたとき、最終的に説明責任を問われるのが情シスだという点だ。

 こうした変化を象徴する発言が、Anthropic社のエンジニアであり「Claude Code」の“生みの親”であるボリス・チェルニー氏から飛び出した。同氏は、「自分はもう、コードを一切手で書いていない」と語る。

「AIが全部書く」時代に情シスはどう備えれば?

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