ROIを証明できると答えた企業はわずか6%

生成AIで成果が出ない企業が甘く見ていた「4つの課題」

Atlassian Teamwork Labの調査によると、AIを活用して持続的な成果を上げていない部門には共通する「4つの課題」が、成果を挙げている部門には施策の「3つの柱」があった。

 「生成AIやAIエージェントの導入が、生産性の向上や成果創出につながる」と期待しながら、想定したほどの成果を得られていない企業が少なくないことが調査から明らかになった。

 プロジェクトマネジメントツール「Jira Software」を展開するAtlassianの「Atlassian Teamwork Lab」が実施した調査によると、経営幹部の89%が「AIによって作業スピードが向上した」と回答した一方、「AI投資のROI(投資対効果)を明確に証明できる」と答えたのはわずか6%だった。同調査は、6カ国1万2035人のナレッジワーカーとFortune 1000企業の経営幹部を対象に実施したものだ。

 調査結果から浮かび上がったのは、「AIそのものをどうするか」ではなく、「AIを活用するための組織や基盤に課題がある」という現実だった。本稿では、情報システム部門(情シス)が見過ごせない4つの課題と、取り組むべきポイントを整理する。

情シスが向き合うべき4つの課題と「できる」チームがやっている施策は

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