IDC調査

牙城崩れるx86サーバ、非x86が市場シェア48%へ どうなるサーバ選定戦略

2026年第1四半期、世界のサーバ市場はAI需要の定着により、前年比30.4%増の約1226億ドルと過去最高水準に達した。プラットフォームの非x86化や大手OEMのシェア奪還など、情シスの選定戦略を揺るがす構造変化が加速している。

 調査会社IDCが2026年6月15日に発表した「Worldwide Quarterly Server Tracker」によると、2026年第1四半期の世界サーバ市場のベンダー売上高は1226億ドルに達した。これは前年同期比で30.4%の増加となる。2025年後半の記録的な成長ペースと比べるとコンポーネントの供給制約により勢いはやや落ち着いたものの、依然として高い成長を維持している。

 現在の市場を形成しているのは、二つの異なるダイナミクスだ。1つは、ハイパースケーラーや大規模クラウドプロバイダーによるAIインフラ投資が、頭打ちの兆候を見せない規模で継続していること。もう1つは、非アクセラレーター(内蔵アクセラレーターを持たないサーバ)セグメントで、需要は堅調ながらもコンポーネント(特にDRAMとNAND型Flashメモリ)の供給不足が短期的な出荷量を制限していることだ。IDCは短期的なサーバ市場の成長を阻んでいるのは需要ではなく供給だと分析している。

2026年第1四半期サーバ市場の主な指標

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