「使い回し」から「使い捨て」へ

「長期間有効な認証情報」が抱える致命的な弱点 便利な“自動化”が招く悲劇とは?

開発プロセスの自動化には、システム連携に使われる「長期間有効な認証情報」が漏えいし、被害を生むリスクが潜んでいる。この弱点を克服する、「認証情報を使い捨てる」新たなアプローチとは。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速し、ソフトウェア開発においてビルドやデプロイを自動化するCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)システムの活用は不可欠となっている。しかし、これらの自動化プロセスには、深刻なセキュリティリスクが潜んでいる。それは、システム連携のために発行される「長期間有効なトークン」やパスワードなどの静的な認証情報だ。

 一度発行された認証情報が長期間、あるいは無期限に有効な状態のまま保存されていると、攻撃者にとって極めて価値の高い標的となる。万が一これらの情報が一度でも外部に漏えいすれば、攻撃者は正規の権限を使ってシステム内に侵入し、誰にも気付かれることなく甚大な被害をもたらす危険性がある。

 こうしたリスクを根本から排除するための手段として、「短命な認証情報」がある。これは、必要なときにのみ数分間だけ有効な認証情報を動的に発行し、利用が終わり次第すぐに破棄するという運用手法だ。

 この新しい認証手法はどのような技術で実現され、なぜオープンソースのエコシステムにおける最適解になりつつあるのか。その具体的な仕組みと業界の動向を紹介する。

基準を満たすだけでは防げないリスク

印刷する
SNSでシェア

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー