自由と統制を両立した6つの施策

沖縄電力、Notes脱却で年1万5000時間減 kintone市民開発を安全に広げた6手

沖縄電力は、グループ約3800人が利用する情報共有基盤に「kintone」を導入した。現場従業員によるアプリ開発とガバナンスを段階的に両立させ、年間6万件の紙業務を廃止し、年間1万5000時間を削減した。

 現場従業員が自ら業務アプリケーション(以下、アプリ)を作る「市民開発」は、業務改善を加速させる一方、似たアプリの乱立やアクセス権の設定ミス、管理者不在のアプリが残るといった問題を招く恐れがある。自由度を高め過ぎれば統制が利かなくなり、統制を強め過ぎれば現場の改善意欲を損ないかねない。

 沖縄電力は、サイボウズの業務改善プラットフォーム「kintone」を、グループ約3800人が利用する情報共有基盤として導入した。全社ワークフローのデジタル化と現場従業員によるアプリ開発を進め、年間6万件の書類業務をなくし、年間1万5000時間の業務時間削減につなげた。

 市民開発とガバナンスを両立させる上で、沖縄電力は何を重視し、どのような取り組みを進めたのか。

沖縄電力に学ぶ「安全な市民開発」の進め方

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