テスト駆動開発はもう通用しない?

週800億トークンを処理する大手銀行 AI活用をPoCで終わらせない「3つの柱」

生成AIのPoCが、想定外の費用増や予測不能な挙動によって本番環境に移行できず、頓挫するケースが散見される。膨大なAI処理を安全に運用する豪大手銀行が、実用化の壁を打ち破った「3つのシステム」とは。

 組織は生成AIを活用した業務効率化に取り組んでいるものの、実証実験(PoC)にとどまり、本番環境への移行に苦戦しているのが実情だ。入力に対する出力が予測不能であることや、想定外の費用増加、悪意のある入力に対する安全性の確保が困難なことが主な要因だ。

 先進的なAI活用組織として知られるオーストラリアの大手商業銀行Commonwealth Bank of Australia(CBA)は、これらの障壁を乗り越え、全社規模での生成AI運用体制を確立した。顧客対応の仮想アシスタントや開発者向けのソースコード生成支援など、多岐にわたる用途で生成AIを活用している。特に同行の生成AIプラットフォームチームが管理するゲートウェイは、開発者のエンジニアリング支援の用途だけでも、1週間で800億トークンという膨大な処理を安定してこなしている。

 CBAはいかにして生成AI特有の不確実性を排除し、安全かつ費用対効果の高い運用を実現したのか。次世代のエンジニアに求められる新たなスキルと、本番稼働の壁を破る「3つのシステム」を解説する。

本番稼働を支える3つの要素

印刷する
SNSでシェア

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー