AI時代を見据えるインフラ選定

“データ爆発”に先手を打つ CRMサービス「betrend」の安定と成長を支えるOCI

顧客データや通知量が増え続ける中では、一瞬のシステム遅延や停止も許されない。膨大な処理を遅延なくさばき、AI活用を見据えてビートレンドが実施したインフラ刷新とは。

 デジタルマーケティングにおいて、スマートフォンアプリケーションを通じたプッシュ通知や会員システムは不可欠な顧客接点だ。一方で、IT部門やインフラエンジニアにとって、それは「終わりの見えない負荷との戦い」の始まりでもある。デジタル施策が浸透するほど、システムが扱うべき顧客データや購買データ、メールや通知の配信数は増加するからだ。「キャンペーンのプッシュ通知を一斉配信した途端、アクセス集中でシステムがダウンする」といったインシデントのリスクも考えられる。膨大なデータ処理を遅延なく、安全に実行し続けることは、従来のインフラでは限界を迎えつつある。

 飲食店や小売店を中心にCRM(顧客関係管理)サービス「betrend」を展開するビートレンドも、こうしたデータ増加を見据え、インフラの見直しを進めていた。同社は日々拡大する会員データの高速な処理と大規模なプッシュ通知のさらなる安定配信を実現するため、従来インフラの刷新という決断を下した。そのために選定したクラウドインフラとそのアーキテクチャとは。

安全かつ高速なデータ処理をクラウドで実現

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