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なぜ人はいるのにDXが進まない? ライオンも直面した“老害”レガシーシステム

DXが進まないのは人材不足のせいだけではない。企業に残されたレガシーシステムこそがデータ活用を阻んでいる可能性がある。技術的負債の実態と、ライオンが成し遂げた「脱レガシー」の実態を紹介する。

 「デジタルトランスフォーメーション(DX)が進まないのはIT人材が不足しているからだ」――。経営会議で聞かれるこの言葉に、内心「人は足りている。システムが足を引っ張っているだけだ」と反発を覚える情報システム部門の担当者はいるはずだ。

 情報システム部門の管理職を対象としたNTTデータビジネスブレインズの調査では、6割以上が「DX人材の量は足りている」と回答した。それにもかかわらず、9割以上の企業が抱えるレガシーシステムが「他システムとのデータ連携が困難」という物理的な壁を作り出し、企業の成長を阻んでいる。これこそが、企業を苦しめている“老害”システムの正体だ。

 消費財メーカー大手のライオンも、かつてはこの「守りのIT」に陥り、データのサイロ化に直面していた。市場のデジタル化が加速する中、同社はクラウドネイティブなシステムを採用してこの技術的負債から抜け出し、経営改革をけん引する「攻めのIT」にかじを切る決断を下した。

 本資料は、現場のDXを阻む「3つの壁」の実態を調査データで解き明かしつつ、ライオンによる「脱レガシー」の大規模プロジェクトの全貌に迫る。

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