導入事例:「Windows」活用法をユーザーに聞く(1/5 ページ)
Windowsに関する事例の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください。
Windowsの更新管理
まず、クラウドベースのデプロイメントとプロビジョニングが挙げられる。これはシステムイメージではなく設定がベースとなる。2番目のID管理と認証は、「Office 365」に使われている「Azure Active Directory」(Azure AD)か、オンプレミスの「Active Directory」とAzure ADの組み合わせを利用する。第3の要素は設定と構成に関するもので、これはグループポリシーではなくモバイル端末管理(MDM)を通じて行う。
グループポリシーは消滅するわけではなく、依然としてきめ細かいコントロール機能を提供する。だがMDMには効率が良く、Windows端末と非Windows端末を管理でき、Active Directoryに依存しないといったメリットがある。
更新プログラムを適用しないPCはセキュリティリスクと化し、Windowsに加わった新機能をユーザーに提供しなければ生産性に影響が出かねない。半面、更新プログラムの配信を急ぎ過ぎると重要なアプリケーションとの互換性に悪影響が出る恐れがある。
Windows 10は、約3年ごとのバージョンアップに代わって、新機能を盛り込んだ更新プログラムが定期的に(現時点では年に2回)配信されるようになった。
例外として、「長期的なサービスチャネル(Long-Term Servicing Channel:LTSC)」は更新プログラムを適用するタイミングを管理者がコントロールでき、またコントロールしなければならない。
Quality Updateはセキュリティ問題や不具合を修正するもので、新機能は追加されない。Feature Updateでは、機能の追加や変更、場合によっては削除が行われる。
Microsoftが導入したサービスチャネルの概念では、それぞれのサービスチャネルがFeature Updateの成熟度を反映する。「半期チャネル(Semi-Annual Channel:SAC)」は一般ユーザー向けの通常チャネルで、半年ごとに機能が更新され、設定によって遅らせることもできる。
Intuneを使ったUpdate for Business管理のメリット
IntuneはMicrosoftが提供するクラウドベースの端末管理製品で、現在のIntuneは「Intune Classic」とも呼ばれる最初のバージョンとは異なる。
Intune Classicはモバイル端末ではなくPC向けで、グループポリシーをベースとしていた。Windows 7や1607以前のWindows 10は今もIntune Classicを必要とする。
対照的に、現在のIntuneはPCとモバイル端末を管理できる。Azure ADに依存し、端末の登録は手作業で行う方法(ユーザーが自分のPCに業務用のAzure ADアカウントを追加する)と、PCがAzure ADに参加している場合に自動的に行う方法がある。
「ハイブリッドAzure AD」は、ドメイン参加サーバにインストールされたIntune Connectorコンポーネント経由で、Active DirectoryとAzure ADの両方に参加する。
Intuneを使った更新管理はWindows 10の更新リングをベースとする。更新リングはコンピュータやユーザーのグループに割り当てられた設定で、特定の更新チャネルをベースにして通常は半期チャネルか半期チャネル(ターゲット指定)のいずれかを割り当てる。Windows管理者がWindows Insiderチャネルを設定することもできる。
IntuneはWSUSやSCCMに比べ、Windows更新の設定がはるかにやりやすい。何よりも、サーバのインストールや設定をする必要がない。
記事一覧
IT管理者によるWindows Updateの制御方法
Windows管理の在り方が変わりつつある。目指す方向性はMicrosoftが言う「現代的な管理」であり、その鍵を握る複数の要素がある。(続きはページの末尾にあります)
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