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CIAが“あえて空気を読まずに”クラウド移行を進める理由:企業の不安をよそにAWSを採用
クラウドではセキュリティ侵害が懸念されているが、一方でクラウドに移行する政府機関や民間企業は増加の一途をたどり、CIAもAWSクラウドへの移行と投資に踏み切った。そこから何が読み取れるのか。
クラウドサービスのセキュリティに関する議論が続く中、米中央情報局(CIA)は、ビッグデータやグローバルインテリジェンス(諜報)のニーズ増大に対応するため、米Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービスに約6億ドルを投資することを公式に認めている。
最近では米Appleの「iCloud」で多くのハリウッドセレブの個人アカウントからヌード写真が流出し、クラウドをめぐる新たなスキャンダルとして大騒ぎになった。だが、クラウドに移行する政府機関や民間企業は増える一方だ。
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政府による監視は怖いがクラウド移行は止められない
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