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オンプレミスとクラウドをつなぐ、システム間データ連係の仕組みを大解剖:いまさら聞けないハイブリッドクラウド【第5回】
システムの円滑な連係は、ハイブリッドクラウドのメリットを最大化するための重要な要素である。データ連係のニーズやパターン、データ連係ソリューション、留意点に触れる。
ハイブリッドクラウドは、システム単体の最適化に適用される場合もあるが、一連の業務プロセスを構成する複数のシステム全体で適用される場合もある。後者の場合、ハイブリッドクラウドの成果を享受するためには、システム間データ連係を考慮する必要がある。ハイブリッドクラウドへの移行が進むと、自社開発アプリケーション、パッケージソフトウェア、SaaSなどアプリケーションの形態だけでなく、アプリケーションの稼働環境(オンプレミス《自社環境》、事業者のデータセンター、IaaS/SaaSなどのサービスプロバイダーのデータセンター)も含め、データ連係を柔軟に検討する必要がある。
今回は、データ連係のニーズやパターン、データ連係ソリューション、データ連係における留意点などに触れていきたい。
これまでの連載
- 第1回:ハイブリッドクラウドってどんな技術? 実態をひも解く
- 第2回:4パターンで理解する、ハイブリッドクラウドのネットワーク
- 第3回:主要12製品を比較、ハイブリッドクラウド管理ツールの見極め方
- 第4回:クラウドストレージを賢く選ぶための、ハイブリッドクラウド利用ガイド
連載インデックス「いまさら聞けないハイブリッドクラウド」
ハイブリッドクラウドでのデータ連係の必要性
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