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「Exchange Server 2016 Preview」をチェックして分かった“ビルド番号の謎”:変わったところと変わらなかったところ(1/2 ページ)
米Microsoftは、生産性とコラボレーションの機能に変更を加えた「Exchange Server 2016 Preview」を公開した。だが、これは本当にExchange Serverの新しいバージョンなのだろうか。
米Microsoftは2015年7月22日(米国時間)に、しばらく前から開発を進めていたメッセージングサーバ「Exchange Server 2016 Preview」をリリースした。完成度が高いように思われるが、レビューを実施したところ、それは驚くべきことではなかった。
Exchange Server 2016は、Microsoftの「Microsoft Office Server」の新機能を使用して分割画面でドキュメントを表示するなど、新しいコラボレーション機能をエンドユーザーに提供する。残念ながら、Office Serverのプレビュー版はまだリリースされていないため、Exchange Serverの管理者がこの機能をテストすることはできない。Exchange Server 2016 Previewには、同社のコラボレーションアプリケーション「SharePoint」やオンラインクラウドストレージ「OneDrive」に保存されているドキュメントをリンク形式で送信する機能も用意されているが、Microsoftが最も改良を加えたのは、電子メールおよび情報管理アプリケーション「Outlook Web App(OWA)」だ。
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