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データ分析の2大問題、「Power BI」はどのように解決する?セルフサービスBI入門【後編】

企業のデータはオンプレミスやクラウドのアプリケーション、パブリックデータベースなど幅広い。データが場所にかかわらずデータをつなぎ合わせ、データ分析できる「Power BI」の実力を紹介する。

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分析における課題


セルフサービス型BIの利用意向 出典:IDC Japan(TechTargetジャパン記事「“やるかやらないか”で二極化するビッグデータ活用 一般企業への浸透が進む」から)《クリックで拡大》

 ほとんどの場合、複数のデータソースを調査すれば、ビジネスの傾向に関する有益な洞察が得られる。今日の企業は、過去にはなかった膨大な量のデータを利用することができる。だが、そのデータは、かつてないほど広範囲に散乱している。企業がオンプレミスのアプリケーションとクラウドベースのアプリケーションだけでなく、パブリックデータベースまでを組み合わせて使っているのは、珍しいことではない。クラウドベースのデータ分析なら、データがある場所にかかわらずデータをつなぎ合わせることができる。

 クラウドベースのソリューションは、会社のクライアントPCやスマートフォンなど、ほぼ全てのデバイスや場所からリポートにアクセスできる。それが、米Microsoftの製品スイート「Office 365」の「Power BI」が持つメリットだ。前編「どこまでできる? データ分析の壁を取り払う「Power BI」の実力とは」では、データ分析の問題点とPower BIをはじめとする高性能なデータ分析ツールが誕生の背景を説明した。後編では実際にデータ分析が抱えているコストと複雑さの問題をPower BIがどのように解決するのかを紹介する。

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