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CIOが頭を悩ますIT人材不足、解決の鍵は「人事部門」:変わるIT部門が必要なスキル
IT人材が不足している中、最高情報責任者(CIO)は人事部門と強固な関係を築く必要がある。「どのように関係を築けばいいのか」「なぜ協力が必要なのか」を紹介する。
米国にあるアラバマ大学(UAB)でバイスプレジデントと最高情報責任者(CIO)を兼務するカート・カーバー氏は、幅広い雇用戦略によってIT人材の不足に取り組んでいる。
カーバー氏は人事部門と戦略的に協力するようになり、若手のIT人材や、型にはまらないIT人材を発掘するユニークなパートナー関係を構築している。また分析やセキュリティ、ビジネスインテリジェンス(BI)に関する専門知識を持つ従業員をUABに引き止めておくため、今まで以上のインセンティブを提供している。
「毎年の昇給はしていないが、能力給を支払っている。セキュリティとBIの専門知識を持っているIT人材には、より多くの能力給を支払って人材の抱え込みを図っている。なぜなら、この分野の従業員は欠かすことができないからだ」とカーバー氏は説明する。
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