Gartner「文明アーキテクチャ」構想への反応
「世界を変えるCIO」が今考えていること(1/2 ページ)
最高情報責任者(CIO)は、「文明アーキテクチャ」によって世界を変えるだろう。これは、2016年の「Gartner Symposium/Itxpo」での言葉だ。では、どのようなことが起こるのだろう。
2016年10月、調査会社Gartnerは年次イベント「Gartner Symposium/Itxpo」で、CIOに向けて自社の構想を明らかにした。アナリストのピーター・ソンダーガード氏はフロリダ州オーランドの会場に集まった数千人の聴衆に向かって「IT部門の責任者は新しい種類のデジタルプラットフォーム『文明アーキテクチャ』を構築することになるだろう。このプラットフォームは、社会的にもデジタル的にも物理的にも、人々が関わる方法を果てしなく変えていくことになる」と語った。
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新しいテクノロジーにCIOはどう向き合うべきか
実に壮大な構想だ。だが、このようなインフラをどのようにして構築するのだろう。10月20日まで行われたカンファレンスでは、人工知能、ブロックチェーン、インターネット接続型デバイスのネットワークなど、このインフラを支える新進気鋭のテクノロジーが話題を集めた。
カンファレンスの開催期間中、会場で出会ったCIOやIT部門の責任者たちは、この構想を自社でどのように行動に移すかを、あるいは移さないかを心に刻んでいたようだ。
ニューハンプシャー大学機構(USNH)で上級ITプロジェクトマネジャーを務めるラリー・ガニオン氏は、Gartnerによる予測を実用面から見て次のように話す。「このようなカンファレンスにはある視点を持って参加している。そこに出向き素晴らしい情報に接し、理解する。そして、その情報を出発点として、実際にどのように行動を起こすかを考える」
州内の2つのカレッジと2つの大学を統合するUSNHでは、まず上層部が持つ組織全体の構想を出発点として開発中のテクノロジーを実装しなければならないとガニオン氏は言う。同氏は高等教育機関にふさわしい1つの構想を例に挙げた。それは、全国一のリサーチスクールになることだという。「テクノロジーの専門家としての立場から、この構想がどのような意味を持つかを考える」とガニオン氏は話す。「この場合は、テクノロジーリソースをどのように配分するかになるだろう。構想を実現するには予算の調整が必要だ。従って、幾つか決定を下すことになる」
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