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「Slack Enterprise Grid」は今までのSlackとどう違う? 気になる機能を紹介:続くMicrosoftとSlackの駆け引き(1/2 ページ)
Slackは従業員数500人以上の企業での普及を狙って、大企業向けプラン「Slack Enterprise Grid」を発表した。従来の「Slack」とどう違うのだろうか。
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Slack Technologiesのビジネスコミュニケーションツール「Slack」に、大企業をターゲットにした新バージョンが登場した。「Slack Enterprise Grid」という名前だ。
Slackは現在、中堅・中小企業の間で約500万人の日次ユーザー数を抱えている。新製品のSlack Enterprise Gridは従業員数500人以上の企業での普及を狙っている。
大手企業への進出を目指したこの製品は、検索やBI(ビジネスインテリジェンス)、アナリティクスといった新機能を搭載する。これらの機能強化により、チーム間のコミュニケーションが容易になるとともに、社内全体のシステムを横断的に検索しやすくなる。検索対象に関連した情報や連絡先をユーザーに提示する機能もある。Slack Enterprise Gridを通じて社内の他部署の従業員とコミュニケーションをする場合でも、メッセージの洪水にさらされる心配はない。
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