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「チャットボット」がソフト開発支援、増え続けるツールを“対話”でまとめる:1つのツールで全ての情報にアクセス(1/2 ページ)
企業で使うツールは増える一方だ。それぞれのツールを1つに統合できれば、業務は効率的になる。それを実現する技術として注目されているのが「チャットボット」技術だ。
開発や運用、サポート、ライフサイクル管理に関するツールの増加に伴い、それらを1つのツールかつ、一貫性のあるシンプルなユーザーインタフェースに統合することが望まれていた。それがついに現実のものとなっている。
メッセージを自動的に返信する「チャットボット」技術は既に新たなブームとなっている。だが下記の幅広く支持されている消費者志向の発話型インタフェースと、Webでの対話によって顧客をサポートするテキストベースのインタフェースの2つは、どちらもITやDevOpsが持つ専門性の高い要求に応えることができない。
- Appleの「Siri」
- Microsoftの「Cortana」
- Amazonの「Alexa」
開発者が、開発やテスト、実装、運用、ナレッジベースなどのプラットフォームから得た情報をまとめるときは、それぞれのプラットフォームで異なるインタフェースに対応する必要がある。ソースを問わず一貫性のある1つインタフェースから全ての情報にアクセスできたら、それに越したことはない。
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