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RPAの「非アテンド型」ソフトウェアロボットとは? 人手介さず作業を実行RPA3大ソフトウェアロボットの違い【前編】

RPAのソフトウェアロボットは大きく分けて3種類ある。中でも一般的な、人の介入なしに単純作業を自動化する「非アテンド型」ソフトウェアロボットの特徴を説明する。

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 企業経営者は業務効率の向上や人的ミスの低減、顧客体験の改善、コストの削減に向けて業務の自動化を進めようとしている。自動化を実現する手段として「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)を選択する企業は少なくない。

 調査会社Gartnerは、2018年のRPAソフトウェアの世界売上高が前年比で63.1%成長して、8億4600万ドルに達したとの市場調査結果を発表し、2018年に世界のエンタープライズソフトウェア市場で最も急成長した分野だと指摘する。同社は2019年のRPAソフトウェアの総売上高が、13億ドルに伸びるとの見通しを示す。

 企業はRPAソフトウェアでソフトウェアロボットをプログラミングして、業務プロセスの中で作業させている。ソフトウェアロボットは、定型的な反復作業を肩代わりして従業員の作業負荷を軽減し、人の労働者による複雑な業務の遂行を支援することを目的としている。

 RPAのソフトウェアロボットは、企業内での運用方法によって

  • 非アテンド型
  • アテンド型(後編で紹介)
  • ハイブリッド型(後編で紹介)

に大別される。前後編にわたり、3つソフトウェアロボットの特徴を説明する。前編に当たる本稿は非アテンド型のソフトウェアロボットを紹介しよう。

非アテンド型

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