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「リモートアクセスセキュリティ」に成功する企業、そうでない企業の違い「リモートアクセスセキュリティ」成功企業の条件【後編】

リモートアクセスのセキュリティ対策は、どの技術を採用するかに加え、それらの技術をどのチームが管理すべきかも重要になる。調査結果から、セキュリティ技術をうまく活用するためのヒントを学ぼう。

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 前編「リモートアクセスセキュリティの“勝ち組企業”を見分ける『SIPI』とは?」に引き続き、調査会社Nemertes ResearchのCEOであるジョナ・ティル・ジョンソン氏が同社の調査結果を基に、リモートアクセスのセキュリティの実態を説明する。後編はセキュリティインシデントに占める重大インシデントが少なく、成功を収めている「成功グループ」(前編を参照)の企業と、そうでない企業とのセキュリティ対策の違いに焦点を当てる。(編集部)

リモートアクセスセキュリティの成功企業とそれ以外の違いを探る

 Nemertes Researchは米国とカナダに拠点を置く企業157社を対象に、サイバーセキュリティに関する調査を実施した。当社は調査対象企業に対し、リモートアクセスのセキュリティに関する各技術に関わっている全ての社内組織を選択するよう求めた。選択肢は複数選択可能であり、大半の参加者は1つのチームではなく複数のチームの組み合わせを報告したため、各選択肢の回答の割合を合計しても100%になるとは限らない。

 結果は興味深いものだった。

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