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いまさら聞けないExcel便利機能「ピボットテーブル」の簡単な使い方:Excel関数「LARGE」を使いこなすヒント【第5回】
「Excel」で関数を使わずにデータ分析をしたい場合は、「ピボットテーブル」機能を使う手がある。初心者にとってはとっつきにくい、ピボットテーブルの使い方をおさらいしよう。
Microsoftの表計算ソフトウェア「Microsoft Excel」には、データ分析に使えるさまざまな関数がある。ある範囲内のデータの中から、指定した順位の大きさのデータを算出する「LARGE」は、その一例だ。
Excelの便利機能「ピボットテーブル」の簡単な使い方
数式を使わずにデータを分析するには、Excelの「ピボットテーブル」が選択肢となる。ピボットテーブルを一言で説明すると、
- 分析のための軸(ピボット)を任意に設定できる表(テーブル)
のことだ。
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連載:Excel関数「LARGE」を使いこなすヒント
- 第1回:Excel関数「LARGE」は何に役立つ? 「MAX」「MIN」との違いは
- 第2回:Excel関数「LARGE」の数式をすっきり書く「ヘルパー列」の正体と使い方
- 第3回:Excelの便利関数「LARGE」がうまく機能しない原因は? “あるある”な失敗例
- 第4回:Excelの便利関数「LARGE」と併用したい“あの関数”とは? その簡単な使い方
“脱Excel”か“活Excel”か
データが適切に構造化されていれば、ピボットテーブルは比較的短時間で簡単に作成できる。ピボットテーブルを作成する時は、表形式で構成した適切なデータを使用する必要がある。そうすることで、起こり得る問題を防止し、ピボットテーブルの作成とメンテナンスを簡素化できる。
ピボットテーブルを作成するには、まずExcelの「挿入」タブの「ピボットテーブル」をクリックする。「ピボットテーブルの作成」ダイアログボックスが表示されたら、使用するデータを選択し、「OK」をクリックする。
ピボットテーブルとフィールド(列)リストが表示されたら、行として表示したい要素をフィールドリストの「行」のエリアに、集計したい数値の要素を「値」のエリアにドラッグ&ドロップする。ピボットテーブルを使えば、任意の順序でデータを表示できる。
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