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初心者エンジニアが“成功できる専門分野”を選ぶ「判断基準」はこれだ:初心者がソフトウェアエンジニアになれる5つのステップ【第4回】
多岐にわたるソフトウェア開発の専門分野の中から、自分が向いている分野を選ぶことは簡単ではない。初心者のソフトウェアエンジニアが、適切な専門分野を選ぶためのヒントを紹介する。
ソフトウェア開発業界は、実力次第で初心者でも成功を収めることが可能だ。ソフトウェアエンジニアとしての成功を目指す上で、初心者が取り組むべき5つのステップのうち、3つ目を説明する。
ステップ3.「運命の専門分野」を選ぶ
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連載:初心者がソフトウェアエンジニアになれる5つのステップ
- 第1回:“年収1000万円エンジニア”になれる初心者が「最初にすること」はこれだ
- 第2回:PythonでもJavaでもなく「HTML」を初心者が最初に学ぶべき理由はこれだ
- 第3回:「HTMLとスクリプトなら書ける初心者エンジニア」が“次に学ぶこと”はこれだ
エンジニアとして成功する方法
これまでのステップで学んだ、
- マークアップ(文章構成)言語の「HTML」
- スタイルシート(表示制御)言語の「CSS」
- スクリプト(簡易プログラム)言語の「JavaScript」
- クエリ(データベース操作)言語の「SQL」
- システム連携の仕組みの「API」(アプリケーションプログラミングインタフェース)
のそれぞれに慣れた後、そのうちのどれかがしっくりくると感じたなら、どれか1つを選んで先のステップに進もう。判断基準は以下の通りだ。
- HTMLとCSSが一番楽しかったなら、Webサイトデザインに進む
- JavaScriptが気に入ったなら、JavaScriptでフロントエンド(エンドユーザーが直接操作する部分)の開発に進む
- SQLやデータベースに興味が湧いたなら、バックエンド(エンドユーザーが直接操作しない部分)の開発に進む
- APIを開発するのが好きだと感じたなら、システム連携の仕組みの開発に進む
ソフトウェアエンジニアを目指す道のりにおいては、自分が最も魅力を感じるプログラミング言語や技術を選び、スキルを高めることが大切だ。例えば以下の方法で学ぶとよい。
- Googleの動画共有サイト「YouTube」で、プログラミングのチュートリアル動画を見る
- プログラミング学習支援団体Free Code Campのオンライン学習コミュニティー「freeCodeCamp」で、学習コースを受講する
- UdemyやCourseraの各同名サービスをはじめとするMOOC(大規模公開オンライン講座)で、評判の良いオンライン講座を受講する
第5回は、4つ目のステップを紹介する。
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