「Android 8.0 Oreo」「3Dクリエーター」搭載
「Xperia XZ1」「Xperia XZ1 Compact」、ハイエンドモデルの予想外の進化をレビューする(2/3 ページ)
ディスプレイ
XZ1のディスプレイは1920×1080解像度で、ソニーの「トリルミナスディスプレイ技術」が採用されている。同社のスマートフォンには4Kディスプレイが搭載されている事実を踏まえると、こちらのデバイスのディスプレイにはがっかりするかもしれない。だが、5.2型の対角寸法のおかげで映像の鮮明さには非の打ちどころがなく、コントラストの安定性も平均以上、色合いはリアルで、視野角の広さも優れている。XZ1 Compactのディスプレイも同様で、解像度は720ピクセル、対角寸法4.6型でも十分な品質を備えている。どちらのモデルを購入しても、ディスプレイの面では間違いなく平均以上の表現を体感できる。
ソニーはさまざまなトップレンジXperiaモデルをリリースしながら、わずかずつではあるが着実に、デバイスの映像表現を全ての面で向上させている。一歩ずつ時間をかけた進化ではあるが、常に改善が加えられている。XZ1とXZ1 Compactが誇るディスプレイは、色合い、視野角、ダイナミックレンジ、コントラストの安定性のどれを取っても、競合他社の筆頭フラグシップに搭載されるディスプレイに引けを取っていない。さらに、直射日光の下でも、ディスプレイの輝度を上げる必要はなく、映像をしっかりと捉えることができる。そのため、XZ1とXZ1 Compactは非常に実用的なスマートフォンだといえる。
パフォーマンスとバッテリー持続時間
両モデルは、2.35GHzで動作するKyroコア4基と1.9GHzで動作する低負荷タスク用のコア4基を備えたオクタコアプロセッサをベースに、QualcommのフラグシップチップセットSnapdragon 835を搭載している。GPUはAdreno 540を採用し、両機種ともRAMを4GB搭載する。
これほどの性能を誇る両モデルが、総合ベンチマークでトップクラスの結果を出すのは当然だ。低性能のハードウェアを搭載するデバイスでも、最初の数カ月は快適に感じるかもしれない。だが、上記のような高性能ハードウェアを備えた機種なら、1年以上使い続けても、OSやアプリケーションのアップデートが複数回行われてもその快適さは変わらないだろう。繰り返しになるが、ストレージはXZ1 Compactが32GB、XZ1が64GBを搭載する。
非常に興味深いことに、どちらのモデルもバッテリー容量は同じ2700mAhだ。ただ、大型モデルの方が薄いことから、驚くことでもない。だが、画面解像度が低いXZ1 Compactの方が、バッテリー持続時間が長くなる可能性がある。新しいスマートフォンを購入する際、バッテリー持続時間は間違いなく最重要要素の1つだ。ソニーはXperiaシリーズのリリースを繰り返す中で、この要素を完璧なものへと近づけてきた。そのため、XZ1が2晩に1度充電する必要があるのに対し、XZ1 Compactは多少長持ちし、2晩に1度充電しておけば、多少使用頻度が高くても問題なく使い続けることができる。
特筆すべきは、両モデルがQualcommの急速充電規格「Quick Charge 3.0」をサポートしている上、Qnovoの充電最適化技術を搭載し、複数回の充電サイクルを通じてバッテリー持続時間を延ばしている点だろう。これは、先述のチップセットは別にして、競合製品よりも長いバッテリー持続時間を保証するもう1つの要素になっている。
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