4K/HDR画面とスローモーション撮影機能に注目
徹底レビュー:「Xperia XZ Premium」、“記録破り”の高スペックに高まる期待(1/3 ページ)
Xperiaシリーズのフラグシップモデル「Xperia XZ Premium」。4K/HDR画面とスローモーション撮影を搭載するなどトップクラスのスペックを誇るXperia XZ Premiumの実力を検証する。
2015年11月にソニーが4Kディスプレイを初めて搭載したスマートフォン「Xperia Z5 Premium」をリリースしてから1年半がたった。同社は新たに「Xperia XZ Premium」を携えて市場に戻ってきた。Xperia XZ Premiumには、その記録破りの解像度に加えて、世界最先端のスマートフォンといえる特徴が幾つか備わっている。Qualcommのオクタコア「Snapdragon 835」を内蔵していることが実に素晴らしい。だが、最初に目を引くのは卓越した仕上がりのデザインだろう。Corningの「Gorilla Glass 5」に金属とプラスチックを組み合わせて、抜群の持ち心地を実現している。960fpsで動画を撮影できるソニーの「Motion Eye」カメラや、Qualcommの「Quick Charge 3.0」をサポートする3230mAhバッテリーまで搭載され、至れり尽くせりの感がある。
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構造とデザイン
Xperia XZ Premiumは、ソニーが初めて主要素材にGorilla Glass 5を採用したスマートフォンだ。仕上がりにはその特徴がはっきりと出ている。前面と背面は飛散防止仕様のGorilla Glass 5で全体が保護され、左右の側面は丸みを帯びたプラスチック製になっている。ただし、その事実をユーザーに全く悟らせない設計が施されている。Xperia XZ Premiumの側面に沿って指を滑らせても素材の差を感じ取ることはできない。もちろん、プラスチック製の側面は落下の際の耐久性向上に貢献している。金属製で完全にフラットな形状の上部面と下部面も同様だ。
表面が滑らかなため、手にしたときに若干不安を覚えるかもしれない。手の中から滑り落ちそうな感じがある。だが、Xperia XZ Premiumは約191グラムと重量感があり、堅牢さを感じさせる。デザイン上唯一の不満点は過去の「Xperia」モデルと極めて外観が似ていることだ。ソニーは長年にわたって信念を守り続けており、非常に角ばった形状と、最小限のボタンを右側面に目立たぬよう配置することを基本にしている。このデザインがどれだけ洗練され、近代的だとしても、Xperiaの各モデルを見分けづらくしているのも確かだ。新しい何かを採用すべき時期が来ているのではないだろうか。とはいえ、防塵(じん)防水という過去のXperiaモデルの特徴が備わっているのは素晴らしい。
Xperia XZ Premiumのディスプレイベゼルは非常に幅が広い。だが、ソニーはデザインの細部で市場のトレンドを無視するところがあり、これもその1つだ。その上、「ホーム」「戻る」「タスク」といったコントロールボタンをディスプレイ自体に組み込み、ユーザーインタフェースの一部にしている。ベゼルが広く、物理ボタンを配置するスペースが十分過ぎるほどにあるにもかかわらずだ。ディスプレイの上部と下部には、ステレオスピーカーとマイク用のくぼみ、前面カメラ、ソニーのロゴしかない。
Xperia XZ Premiumの背面には完全にフラットなカメラレンズとフラッシュが搭載されている。左側面にはnano-SIMカードとmicroSDカードの兼用スロット、右側面には音量ボタンと電源ボタンが配置され、その下にはカメラの起動と撮影用の物理ボタンも用意されている。また、本体の下部面にはUSB Type-C端子とメインマイク、上部面には3.5ミリオーディオジャックと予備マイクがある。本体の寸法はかなり大きめの約156×77×7.9ミリで、Appleの「iPhone 7 Plus」にほぼ匹敵するサイズだ。
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