iOSと同程度にセキュアなAndroidも存在?
「何となくiPad」は最悪 業務用モバイルは5つの視点で選べ(3/3 ページ)
セキュリティ
業務にモバイルデバイスを利用する上で最も重要な留意点の1つは、デバイスとデータのセキュリティを確実に保護することだ。AndroidよりもiOSデバイスの方が安全だと考える企業は多い。Appleが自社のOSとアプリケーションインフラを厳しく管理しているからだ。だがiOSにせよAndroidにせよ、攻撃を受ける可能性はある。それはMicrosoftのモバイルデバイスについても同じことだ。
Androidの1つ大きなデメリットは、ハッカーがソースコードにアクセスしやすいことだ。さらにAndroidデバイスの方が利用者数は多いので、サイバー犯罪者にとってはより魅力的な標的となる。その結果、Androidデバイスを標的としたマルウェアはiOSやWindowsデバイスを標的としたマルウェアよりもはるかに多く存在している。
セキュリティパッチのロールアウトについても、AppleとMicrosoftの方がより適切に管理できる。とはいえ、ベンダー各社がセキュリティの問題にどのように優先順位を付けて対処しているかについての情報はほとんどない。Appleに関しては特に顕著である。Appleは自社の技術開発について徹底した秘密主義を貫いており、同社が全てのセキュリティ脅威に対処しているかを知るのは難しい。Appleは少なくとも必要とあらばMicrosoftと同様、全てのAppleデバイスにアップデートをプッシュ配信することはできる。ただし、Microsoftほど効率的ではない。
一方、Androidデバイスを最新の状態に保つのははるかに難しい。Android OSは非常に多くのバージョンが使われており、そうしたOSを多くのベンダーがそれぞれに管理しているからだ。Googleが定期的にセキュリティアップデートを公開しているとはいえ、他のAndroidベンダーがそうしたアップデートを適用するか、適用するとすればいつかをユーザーが知る術はない。さらにベンダーにとってはAndroidの方がOSのコードに変更を加えやすく、その結果、脆弱(ぜいじゃく)性が持ち込まれる可能性がある。
こうした問題があるとはいえ、GoogleはAndroidのセキュリティに関して大きな進歩を遂げている。SamsungやBlackBerryなどのベンダーについても同様だ。その結果、iOSデバイス以上ではないにせよiOSデバイスと同程度にはセキュアであると見なされるAndroidデバイスも出てきている。
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