クラウドのニッチな市場にも光あり
大手含む12のIaaSベンダーを比較、その長所と短所は(4/4 ページ)
Huawei
2017年9月にHuaweiはクラウド分野に参入する方針を発表した。中国大手ITハードウェアプロバイダーであるHuaweiには、主要プロバイダーとしてクラウド市場に参入する財源とテクノロジーがある。
長所
1.接続性(各企業との連携、30年間の通信機器事業で培った技術)に優れている。
2.豊富な資金がある。
3.中国市場でのシェア、認知度が高い。
短所
1.パブリッククラウド市場では比較的新顔のため経験不足である。
OVH
OVHはフランスのクラウドサービスプロバイダーだ。約20カ所のデータセンターを運用しており、同社は欧州、米国、アフリカで操業している。2016年には事業拡大のために2億5000万ドルを調達した。
長所
1.地域を限定したクラウドサービスになっている。
短所
1.世界的な事業は小規模である。
Rackspace
Rackspaceは長らくパブリックIaaSベンダーとして好調だった。だが、市場の競争が非常に激しくなり、サードパーティーのパブリッククラウドと社内のプライベートクラウドでユーザーのクラウド環境を実現するマネージドサービスプロバイダーへと転換した。RackspaceにはOpenStackの専門技術に関して実績がある。また、プライベートクラウドまたはハイブリッドクラウドをセットアップすることは難しく、それには多額の投資が必要になる。こうした点を考慮すると、Rackspaceにとってこれがニッチ市場として成り立つ可能性がある。企業からすると、Rackspaceのようなプロバイダーからサブスクリプションベースで専門技術を得る方が簡単かつ安上がりになる場合がある。
長所
1.特にOpenStackを中心に、クラウドの知識と管理スキルが優れている。
2.知名度が高い。
短所
1.独自のIaaS基盤を提供する形から大きく転換している。
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