模擬攻撃から得られる教訓

「大手SaaSの特権を奪取せよ」――レッドチーム演習の結果は?

ある大手SaaSプロバイダーがPalo Alto NetworksのUnit 42にレッドチーム演習を依頼した。このレッドチーム演習の全過程を紹介する。Unit 42の模擬攻撃は成功したのか?

 Palo Alto Networksは、Unit 42(同社の脅威インテリジェンスチーム)がある大手SaaSプロバイダー(社名非公開)に侵入し、サプライチェーンに攻撃を「仕掛けた」ストーリーを公開した。

 このSaaSプロバイダー(以下、クライアント)はSolarWindsのインシデントに危惧を抱き、自社のソフトウェア開発環境へのレッドチーム演習をUnit 42に依頼した。

攻撃開始

 Unit 42のレッドチームは、クライアントのソフトウェア開発環境の構成ミスを利用して制御権を手に入れた。この際、ロシアに関係するAPT(持続的標的型脅威)グループがSolarWindsのプラットフォームに侵入して悪意のあるコードを仕込んだ手口を利用した。

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この記事の著者

Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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