Appleの児童ポルノ対策が抱える問題【第4回】

iPhone「児童ポルノスキャン」計画の実現は「難しい」と専門家が断言する理由

Appleが設計した画像スキャン技術は、本来の児童ポルノを検出する目的ではない悪質な行為に悪用される可能性があると専門家が警告する。技術のどこに“欠陥”があるのか。専門家の指摘に沿って解説する。

 Appleは児童ポルノを摘発するための取り組みとして、スマートフォン「iPhone」内の画像を自動でスキャンし、該当画像があればAppleや法執行機関に報告する機能の実装を計画している。この機能の中核は、送信前にデータをスキャンしてテンプレートと照合する技術「クライアントサイドスキャン」(CSS:Client-Side Scanning)だ。この機能に対して専門家チームが論文を発表し、同社の取り組みと機能設計に問題があることを主張した。

iPhone「児童ポルノスキャン」計画の実現を阻む“欠陥”

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