APIセキュリティへの懸念【第2回】

「誰が何の『API』を使っているのか分からない」問題はなぜ起こるのか

企業がAPI保護に取り組むには、何から手を付ければよいのか。複数の専門家が指摘する「APIを見失ってしまいがち」な問題に注意を払い、導入すべき対策とは。

 セキュリティ部門にとって、新たなAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)が次々と生まれることは重い負担になる。アプリケーションセキュリティ分野のスタートアップ(新興企業)ApiiroのCEOイダン・プロトニク氏によると、新しいAPIが日々登場することに伴い、セキュリティ問題や導入時の設定ミスが生じる恐れが大幅に高まっている。

 「APIの誕生ペースがあまりにも速いため、われわれはAPIをすぐ見失ってしまう」。調査会社Forrester Researchでプリンシパルアナリストを務めるサンディ・カリエリ氏は、そう話す。同社の顧客企業が直面する、APIにおける最大の課題の一つが、利用しているAPIの把握と管理だ。「顧客企業は、どのAPIを使っているのかが分からなくなっている。何の目的で存在しているのかが分からない『レガシーAPI』がたくさんある」とカリエリ氏は述べる。

人ごとではない「行方不明のAPI」問題 なぜ起こるのか

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