APIセキュリティへの懸念【第5回】

“危ないAPI”のセキュリティ確保には「コミュニケーション」力が不可欠な理由

APIがさまざまなアプリケーションの中核に位置するようになった現代、攻撃から保護するためのAPIセキュリティは重要だ。企業が取り組むべきAPIのセキュリティ対策を、複数の専門家が解説する。

 API(アプリケーションプログラミングインタフェース)が標的となる攻撃に備えるためのセキュリティ対策は、どうすれば実現できるのか。専門家によると、APIのセキュリティを確保するには、さらなる努力と対策の優先順位付けが必要だ。

 コミュニケーションは、API開発の全段階で重要になる。スムーズなコミュニケーションには、ある程度の成熟が欠かせない。「コミュニケーションが欠如している企業は多い」と、Akamai Technologiesでセキュリティ戦略部門の最高技術責任者(CTO)を務めるパトリック・サリバン氏は述べる。同社のレポート「The State of the Internet」は、「API開発にはさまざまな部門や人が関与する必要がある」と指摘する。具体的には開発部門、ネットワーク/セキュリティ運用部門、法務部門、コンプライアンス部門などだ。

 「現在のAPIセキュリティの大きな課題は、関係者間のコミュニケーション不足だ」。APIセキュリティベンダーNoname Gate(Noname Securityの名称で事業展開)の最高情報セキュリティ責任者(CISO)カール・マトソン氏は、こう説明する。

なぜAPIセキュリティに「コミュニケーション」が必要なのか

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