ITを防衛に生かす英国【後編】

英国防省が「データ」を重視する“真の目的”とは?

英国は電子戦の戦力増強を進める一方で、意志決定へのデータ活用を積極的に進めようとしている。その狙いは何なのか。

 英海軍が進める電子戦(EW)に関するシステム増強は、5億ポンド(約840億円)をかけてフリゲート(小型軍艦)や航空母艦の装備を拡充するプログラムの最初のフェーズだ。プログラムの責任者(シニアレスポンシブルオーナー)を務める英海軍准将のスティーブ・プレスト氏は、「海軍の作戦を成功させるには、ますます複雑化する電磁気関連技術を進化させ、活用することが不可欠だ」と話す。今回の増強は、21世紀においても軍事的優位性を確保できるよう、世代を超えて海軍の電子戦能力を飛躍させるとプレスト氏は考える。

英国防省がデータに注目する“真の目的”は

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