「Office 365 Message Encryption」の脆弱性と対策【前編】

Microsoft 365のメール暗号化を“無意味“にする脆弱性 その危険性とは

WithSecureはMicrosoftのメール暗号化ツール「Office 365 Message Encryption」に脆弱性があると指摘し、注意を呼び掛けている。暗号化されたメールの解読につながる、この脆弱性はどのようなものなのか。

 セキュリティベンダーWithSecure(F-Secureの企業向け部門が独立)は、Microsoftの「Office 365 Message Encryption」(OME)に深刻な脆弱(ぜいじゃく)性を発見したと、2022年10月に発表した。OMEは、Microsoftのオフィススイート「Microsoft 365」(Office 365)で利用可能なメール暗号化ツールだ。攻撃者はこの脆弱性を悪用すれば、OMEで暗号化されたメールの内容を解読できるようになる可能性があるという。どういうことなのか。

メールをたくさん集めれば解読可能に?

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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