2019年09月26日 10時05分 公開
特集/連載

「ゼロデイ脆弱性」と「ゼロデイエクスプロイト」の違いとは?パッチ未公開の脆弱性に関する脅威

セキュリティ分野に「ゼロデイ脆弱性」と「ゼロデイエクスプロイト」という2つの専門用語がある。一見すると同じような単語だが、両者の違いは何か。

[Andrew Froehlich,TechTarget]

関連キーワード

脆弱性対策 | 脆弱性 | ゼロデイ


画像

 よく似た2つのセキュリティ用語「ゼロデイ脆弱性」と「ゼロデイエクスプロイト」の違いは何か、これらへの対策が、なぜ優先すべきセキュリティ課題なのかを見ていこう。


「ゼロデイ」の意味

 「ゼロデイ」とは、脆弱(ぜいじゃく)性が見つかってから修正パッチが提供されるまでの期間を指す。

 企業のIT環境に潜む脆弱性を攻撃者が悪用すると、深刻な事態になりかねない。ファームウェア、ハードウェア、OS、ソフトウェアに問題が見つかったら、ベンダーはパッチを公開する必要がある。ユーザー企業がパッチを適用すれば、問題は解消され、脅威とはならない。

 ベンダーが脆弱性を発見しなかったらどうなるのか。あるいは脆弱性を発見しても、きちんとタイムリーに修正しなかったら、どうなるのか。この場合、ゼロデイを招く恐れがある。パッチが提供されていない脆弱性が存在し、その存在を攻撃者が知っている状況だ。このことからパッチの開発と公開においては、スピードが極めて重要になる。

ゼロデイ脆弱性とゼロデイエクスプロイトの違い

 この状況に関連する2つの用語が、ゼロデイ脆弱性とゼロデイエクスプロイトだ。いずれも「ゼロデイ」で始まるが、意味は全く違う。

ITmedia マーケティング新着記事

news155.jpg

2020年上期インターネット広告市場動向と下期業種別出稿動向予測――サイバー・コミュニケーションズ調査
国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象にした、新型コロナ禍におけるインター...

news162.jpg

「ダークソーシャル」はユーザーの行動にどれだけ影響するか――ホットリンク調べ
DM(ダイレクトメッセージ)をきっかけとする消費者行動の実態とは。

news155.jpg

東京五輪を「訪日観戦したい」 中国58.4%、米国21.0%――ブレインパッド調べ
東京五輪に関して世界の2大国で意識調査。米中ともに約半数が東京五輪の開催を希望してお...