「Windows 10」のセキュリティ機能はパッチ未適用のゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性にも対処するとMicrosoftは宣伝する。一方で「Windows 7」のセキュリティ問題については警鐘を鳴らしている。
Microsoftによると、「Windows 10」のセキュリティ機能は非常に優れており、パッチを提供する前の段階でも、一部のゼロデイエクスプロイト(攻撃コード)に対処可能だという。同社はその一方で、「Windows 7」のセキュリティは非常に弱く、Windows 7を使っているユーザーは今後、「途方もない危険」にさらされる恐れがあると警告している。
Microsoft Malware Protection Center(MMPC)チームは、2016年11月にパッチを適用した2つのゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性について、Windows 10に搭載した最新のセキュリティ機能がパッチ未適用の脆弱性を狙ったエクスプロイトにどう対処するか検証した。このセキュリティ機能は、2016年夏にリリースした「Anniversary Update」に組み込まれたものだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
AI搭載は「もう売りにならない」──「Marketing Dive」2025年予測【前編】
広告費が世界で1兆ドルを超える中、マーケターは多くの課題に直面している。不透明な規制...
Xがアルゴリズム変更へ イーロン・マスク氏が優遇したい投稿とは?
Xは新たなアルゴリズムアップデートで「情報的かつ娯楽的」なコンテンツに重点を置いてい...
新成人が考える「人生100年時代」の大人像とは?
人生100年時代を迎え、若者たちの価値観や人生設計が大きく変化している。博報堂のシンク...