Windows 7の「2020年問題」とは? PCが再び売れ出す必然の理由Windows 10も“救世主”に

PC市場の減速は明らかだが、2-in-1デバイスや「Windows 10」、特殊仕様を求めるニッチ市場などが新たな商機を生み出し、企業によるPCの購入は続いている。生き残り戦略の鍵とは。

2016年10月04日 07時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]
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 法人市場では新規PCの需要が縮小し続けている。だが、ハードウェアとOSの進化が今後もIT部門の関心を維持することになりそうだ。

 ベンダーはバッテリー持続時間の向上やプロセッサの高速化、メモリの増量、ディスプレイの改良、筐体の軽量化と薄型化などを通じて、PCの改良を続けている。今では、モバイルワーカーの多い企業を意識し、タッチスクリーンディスプレイや2-in-1のフォームファクタを採用しているPCも多い。今後は「Windows 10」を活用できるこうしたPCも、販売台数を押し上げる要因の1つとなりそうだ。ただし調査会社Gartnerによれば、世界のPCのインストールベースは2015年の14億9000万台から2019年には13億3000万台にまで減少する見通しだという。

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