鉄道に学ぶプロジェクト成功の秘訣【後編】

英高速鉄道HS1が“トラブルなし”でシステム刷新を完結できた理由

英国のネットワークベンダーであるTelentは、国際高速鉄道HS1の主要駅の通信システム刷新や、新システム導入を成功させた。障害を抑えることに成功した理由は、何だったのか。

 英国の国際高速鉄道「High Speed 1」(HS1)は、4駅のアナログ通信システムをIP化するプロジェクトを終えた。このプロジェクトはネットワークベンダーであるTelent Technology Services(Telenet)が主導した。

 Telenetは同プロジェクトで通信のIP化に加えて、幾つかの新システムの設計と開発をした。例えば、駅マネジメントシステムの「Mica」は、さまざまなアラートや障害、連絡事項、監視カメラの映像などを1つのシステムに集約し、駅員が集中管理できるようにする。その他、IP電話や構内アナウンスのシステムも開発した。

 Telenetはこうして開発した複数の新システムを導入するに当たって、障害の発生を抑える必要があった。HS1の鉄道は24時間運行しているため、障害は乗客の混乱につながるからだ。

歴史的建造物の遺産アドバイザーとも協力

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Joe O’Halloran
Joe O’Halloran

編集者。米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でネットワーク分野を担当。5G(第5世代移動体通信システム)、IoT(モノのインターネット)、スマートシティーなどの記事を手掛ける。それ以前はフリーランスのジャーナリストとして活動。通信事業者Verizon Communicationsでコンテンツ制作に従事した経験も持つ。

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