チューブ(Tube)として知られるロンドン地下鉄は、全ての駅構内と走行中の車両内で快適にインターネット接続できるようにする大型プロジェクトを始めた。“つながらない”問題を解決するために何をしたのか。
「4G」(第4世代移動通信システム)と「5G」(第5世代移動通信システム)を使った通信インフラ構築を手掛けるBAI Communications。ロンドン市長のサディク・アマーン・カーン氏は、このBAI Communicationsと契約を締結し、ロンドン地下鉄の全ての駅構内と走行中の車両内で利用客がインターネット接続できるようにすると確約した。
ロンドン交通局(TfL:Transport for London)が運営するロンドン地下鉄は世界有数の規模の地下鉄網を持つ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)前は1日当たり、約500万人が利用していた。だがロンドン地下鉄は通信インフラが十分に整っておらず、インターネットにつながらない「ノットスポット」(圏外の場所)として知られてきた。
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