IT担当者がMicrosoft Outlookの代替製品を探すヒントは、そのユーザーが最も必要とする機能を考慮し、それらのニーズに最も適する電子メールクライアントを選択することだ。
Microsoft Outlookは企業において最も一般的なメールクライアントだが、選択肢は他にもある。
「Microsoft Outlook 2016」(以下、Outlook)は、豊富な機能を備えた電子メールクライアントだ。メールのマージ(統合)やQuick Steps(メール管理を支援する機能)の自動化、メール暗号化などの機能を持つ。とはいえ、豊富な機能は必要ないという企業もあり、そのような企業はOutlookの代替製品に頼ることが可能だ。
Outlookの代替製品を探す場合、IT担当者はユーザーが最も価値を置く機能を考慮すると良いだろう。
ユーザーがOutlookと同じようなオプション機能を必要とする場合は、「Outlook on the web」(旧OWA)がお勧めだ。Outlook on the webはWebブラウザで利用するメールアプリで、見た目と機能はOutlookとほぼ同じだ。しかし「予定表を統合する」「受信メールの自動管理をする」などの機能は使えない。あくまでもMicrosoftのメールサービスに接続するだけだ。それだけでも、Microsoft Outlookの優れた代替製品になり得る。
他には「Mozilla Thunderbird」(以下、Thunderbird)も選択肢となり得る。Outlook同様、Thunderbirdはメールやカレンダー、タスクといった機能を利用できる。チャット機能も実装されているが、何といっても一番の強みはThunderbirdが無料であることだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...