iPhoneで「Teamsが動かない」を解決する“5つの手順”単純な設定ミスが原因の場合も?

iPhone で Microsoft Teamsを使用していると、アプリケーションがクラッシュしたり、ビデオ通話が途切れたりするといった問題が生じる場合がある。このような問題は“5つの手順”で解決できる可能性がある。

2025年02月14日 06時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

Microsoft | オフィススイート | iOS | iPhone


 ユニファイドコミュニケーション(UC)ツール「Microsoft Teams」の「iOS」向けモバイルアプリケーション(以下、Teams)は、オンライン会議だけでなく、チャットやメッセージング、ファイル共有、タスク管理など、さまざまな機能を備える。

 Teamsにひとたび問題が発生してしまえば、従業員の業務に支障を来す恐れがある。万が一の事態に備え、「iPhone」でTeamsが動作しない場合の対処法を紹介しよう。

iPhoneで「Teamsが動かない」を解決する“5つの手順”

 Teamsがクラッシュする、Teamsにログインできない、Teamsで通知を受信できないなどの問題が発生する場合、原因は1つとは限らない。いずれの場合も、単純な設定ミスが原因ではないことを確認するところからトラブルシューティングを始める。一方、自身だけでなく他のユーザーにも影響が出るような、広範な障害が発生していないかどうかを確認する作業も必要だ。

 根本的な原因は、以下の手順で特定できる。

  • インターネット接続の確認
  • デスクトップアプリケーションでの動作確認
  • iPhoneのメモリやストレージ容量の確認
  • iOSのアップデート
  • アプリケーションのキャッシュの消去

1. iPhoneのインターネット接続を確認する

 iPhoneでTeamsが動作しない場合、まずiPhoneのインターネットへの接続状態を確認する。帯域幅が不足している場合、音声や映像の途切れ、メッセージの受信遅延、同期の失敗など、さまざまな問題が発生する可能性がある。

 iPhoneがモバイル通信でインターネットに接続している場合、速度テストを実施してTeamsの動作に十分な通信速度があるかどうかを確認する。無線LAN接続に切り替えて問題が解消されるかどうかを試すことも有用だ。

 iPhoneで利用可能な帯域幅を測定したら、次にMicrosoftが定めるTeamsの要件を満たしているかどうか確認する。帯域幅の要件は状況によって異なる。例えば、1対1の音声通話では最低10Kbpsが必要だ。Microsoftは、Teamsが最適な処理性能を発揮するためには76Kbps、最低でも58Kbpsを推奨している。一方、ビデオ通話の場合は帯域幅要件が大幅に上がる。ビデオ会議や画面共有をするために、Microsoftは4Mbpsを推奨している。

 十分な帯域幅を確保しているにもかかわらずTeamsに問題が発生している場合は、「Microsoft 365ネットワーク接続テストツール」の使用をお薦めする。このツールは、インターネット接続速度と、Teamsを含むサブスクリプション型オフィススイート「Microsoft 365」のサーバとデバイスが通信する速度を測定するものだ。ユーザーのインターネット接続に問題がなくても、Microsoftのネットワークで障害が発生している可能性がある。

2. デスクトップアプリケーションで試す

 ネットワークに問題がないことを確認できたら、次にPCにTeamsのデスクトップアプリケーションをインストールする。PCとiPhoneが同じ無線LANに接続している場合、デスクトップアプリケーションをインストールすることで、問題がデバイスに起因するのか、アプリケーションに起因するのかを判断できる。

 TeamsがPCで正常に動作する場合、問題はユーザーのiPhoneかモバイルアプリケーションに原因がある。一方、デスクトップアプリケーションで問題が発生する場合、ユーザーアカウントに関連する問題である可能性が高い。

3. iPhoneのメモリやストレージ容量を確認する

 iPhoneのメモリやストレージ容量が不足していないことを確認することも有用だ。特にiPhoneのストレージ容量が不足している場合、通話中にTeamsの動作が遅くなったり、フリーズしたりすることがある。iPhoneのストレージ容量を確認するには、「設定」から「一般」をタップし、「iPhoneストレージ」を選択する。

 iPhoneのメモリ使用量を確認するには、開発者モードを必要とするサードパーティーツールを使用しなければならない。その代わりに、バックグラウンドで実行中のアプリケーションを確認する方法がある。画面の下から上にスワイプすると、バックグラウンドで実行中のアプリケーションが表示される。バックグラウンドで実行中のアプリケーションが多いほど、メモリ使用量は増加する。各アプリケーションを画面上部にスワイプすれば、アプリケーションを終了できる。iPhoneを再起動するという方法もある。

 iPhoneが省電力モードになっていないことも確認する必要がある。省電力モードはバッテリーの消費を抑えることができるが、Teamsの処理性能を低下させる可能性がある。iPhoneの「設定」から「バッテリー」をタップし、「低電力モード」がオフになっていることを確認する。

4. 最新のiOSにアップデートする

 iPhoneに最新のiOSをインストールしていない場合、さまざまな問題が発生する可能性がある。OSのアップデートが利用可能かどうかを確認する他、Teamsや他のMicrosoft 365アプリケーションのアップデートが利用可能かどうかを確認する。

5. アプリケーションのキャッシュを消去する

 これまでの手順で問題が解決しない場合、アプリケーションのキャッシュ消去が必要になる可能性がある。

 iOS向けのTeamsに、デスクトップアプリケーションのようにキャッシュを消去する機能は存在しない。それでも、Teamsのデータを消去する方法は幾つかある。Teamsで画面右上の「ユーザープロファイルアイコン」をタップし、「設定」「データとストレージ」の順にタップする。「データとストレージ」の画面には「ダウンロードしたファイルの消去」「履歴の消去」「アプリデータの消去」などの選択肢がある。

 これらの方法でデータを消去すれば、ほとんどの場合は問題が解決する。解決しない場合は、Teamsをアンインストールし、再インストールすることを推奨する。

TechTarget.AIとは

TechTarget.AI編集部は生成AIなどのサービスを利用し、米国Informa TechTargetの記事を翻訳して国内向けにお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

髫エ�ス�ス�ー鬨セ�ケ�つ€驛「譎擾スク蜴・�。驛「�ァ�ス�、驛「譎冗樟�ス�ス驛「譎「�ス�シ驛「譏懶スサ�」�ス�ス

製品資料 オリックス株式会社

DXで成果を挙げるための第一歩、ペーパーレス化のメリットと正しい進め方とは?

日本企業のDX戦略が遅れている要因の1つに、“守りのIT”にリソースを割かれ、“攻めのIT”に着手できていないことがある。この状況を打破するための第一歩として考えたい“ペーパーレス化”のメリットや、正しい進め方を解説する。

製品資料 オリックス株式会社

DXの第一歩、「紙文書のデジタル化」をオンラインストレージから進める理由

請求書や契約書などの紙文書のデジタル化は、業務効率化に欠かせない取り組みの1つだ。ただ、その取り組みがかえって現場の負担を増やすケースもある。そこで注目したいのが、文書管理に役立つオンラインストレージサービスだ。

製品資料 ServiceNow Japan合同会社

AI&自動化で生産性やコストはどう変わる? 次世代セキュリティ基盤の価値とは

サイバー侵害を特定して封じ込めるために平均で280日の日数がかかるともいわれる中、セキュリティ対策には進化が求められている。そこで注目されるクラウド型シングルプラットフォームを取り上げ、期待できるビジネス価値を解説する。

製品資料 株式会社マヒト

“名刺切れ”防止にも有効、申請・承認がしやすい名刺発注システムとは?

営業活動においては特に重要なツールである「名刺」。切らさないことを前提に発注・管理しておく必要があるが、発注作業には手間がかかる。そこで注目したいのが、名刺申請から発注までのワークフローを構築できるサービスだ。

製品資料 株式会社マヒト

総務・人事の悩み、名刺の用意から“面倒くさい”をなくすには?

名刺の作成・発注業務は手間がかかる。従業員数が多ければ多いほどその負担は大きくなる。「発注作業が面倒」といった悩みを抱える総務・人事担当者は多いだろう。これらの課題を解消し、名刺の作成・発注業務の負担を軽減する方法を探る。

アイティメディアからのお知らせ

郢晏生ホヲ郢敖€郢晢スシ郢ァ�ウ郢晢スウ郢晢ソスホヲ郢晢ソスPR

From Informa TechTarget

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。

iPhoneで「Teamsが動かない」を解決する“5つの手順”:単純な設定ミスが原因の場合も? - TechTargetジャパン 情報系システム 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

TechTarget郢ァ�ク郢晢ス」郢昜サ」ホヲ 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...