Zoom Communicationsは2026年度第1四半期の決算で、増収増益だった。Web会議サービス「Zoom」以外にも、同社の新しいサービスが売れているという。どのようなサービスなのか。
Web会議サービス「Zoom」を提供するZoom Communicationsは業績が好調だ。2025年5月に発表した、2026年度第1四半期(2025年2月〜4月)の売上高は2025年度同期(2024年2月〜4月)比2.9%増の11億7470万ドルだった。実は同社で需要が伸びているのは、Zoomだけではない。
2026年度第1四半期における同社の営業利益(一般に認められた会計原則<GAAP>に基づく営業利益)は2億4160万ドルだった。2025年度同期の2億300万ドルと比較して増加した。
好調の背景には、Zoom Communicationsのサービスを継続利用している企業からの安定した収益がある。2026年度第1四半期末時点で、同社には過去12カ月の収益で10万ドル以上を貢献するユーザー企業が4192社ある。2025年度同期比で8%増加した。
Zoom Communicationsは今後の見通しについて、2026年度第2四半期(2025年5月〜7月)の売上高は11億9500万ドルから12億ドルの範囲になると見込んでいる。2026年度全体の売上高は48億ドルから48億1000万ドルの範囲になる予測だ。
決算発表でZoom Communications創設者兼CEOエリック・ヤン氏は、「堅調な四半期を達成し、売り上げと利益の両面で予測を上回った」と述べた。場所を問わない働き方が定着しつつある中、同社サービスに確実なニーズがあると同氏は予測する。
Zoom Communicationsは継続的な成長を目指し、Web会議以外のサービスにも力を入れている。ヤン氏によると、こうした新しいサービスの販売も好調だ。特に需要が伸びているのは、以下のサービスだと同氏は説明する。
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