変化するサイバー攻撃手法【第1回】

Microsoft Officeの「マクロ原則ブロック」がもたらした利点と“想定外の変化”

Microsoftは、「Microsoft Office」におけるマクロ機能をデフォルトでブロックするようポリシーを変更した。これにより、ユーザーやサイバー攻撃者にどのような変化をもたらしたのか。

 2023年5月、メールセキュリティベンダーProofpointはサイバー攻撃手法に関する調査報告書「Crime Finds a Way: The Evolution and Experimentation of the Cybercrime Ecosystem」を公表。同社の研究者が、2021年1月~2023年3月の攻撃キャンペーン(一連の攻撃)を調査した結果をまとめたものだ。

 調査によると、Microsoftがオフィススイート「Microsoft Office」のマクロ(アプリケーション自動操作機能)をデフォルトでブロックするようにポリシーを変更したことで、サイバー攻撃者やOfficeユーザーに大幅な影響を及ぼしたという。どのような影響が生じたのか。

「マクロ」原則ブロックがもたらした“良い変化”とは?

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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