医療情報管理にNFTを利用するメリット【前編】

NFT(非代替性トークン)化が医療分野にも そもそも患者の利点は?

厳格な管理が必要な医療情報を、代替できないデジタルデータである「NFT」(非代替性トークン)にすることの価値を探る研究が進んでいる。患者にはどのようなメリットがあるのか。

 シンガポールの公共医療機関Singapore Health Services(SingHealth)は、ヘルスケアデータの管理にNFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)の仕組みを利用することの可能性を模索している。

 同国では、医療機関や研究機関、保険会社、政府機関が個人のヘルスケアデータを保持しており、必要に応じて共有している。NFTを利用すれば、患者が自身のヘルスケアデータの保管と利用に関する権限を細かく制御できる。ヘルスケアデータの管理や共有に関する権限が、患者自身に移ることになる。

研究が進む「医療情報のNFT化」 患者のメリットは?

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