Adobeが注視する“これからの技術”【後編】

「IT部門は会社の頭脳でもある」と語るAdobeのCIO その真意とは?

AdobeのCIOシンシア・ストッダード氏が掲げる目標の一つは、従業員エクスペリエンスの向上だ。どのような施策に取り組み、最終的に何を目指しているのか。その考えを語ってもらった。

 PDFファイルや画像の編集ソフトウェアベンダーとして知られるAdobe。同社の最高情報責任者(CIO)であるシンシア・ストッダード氏は、従業員エクスペリエンス(業務における従業員の体験や経験)の向上のためにさまざまな施策を統率している。

 CIOのようなIT分野のリーダーには、社内のIT利用に関するさまざまなニーズを把握することが求められる。ビジネスに関する重要な洞察をまとめて確認したい従業員もいれば、独自の機械学習モデルを構築して、詳細な分析を実施したいデータサイエンティストもいる。ストッダード氏は「IT部門が必要なものを用意するのを従業員が待っている状況は望ましくない」と語る。そう考える同氏が各施策を推進する上で重要視しているのは、効率化の手法だ。

社内にあるさまざまなデータやソフトウェアに向き合う

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