英国Apple Storeの労働問題【第3回】

Apple当事者が語る「従業員監視」の“背筋が凍る”実態

2022年以降、大手IT企業各社が大規模な人員削減を進めていた中で、Appleは目立った人員削減をしていないことが報じられた。しかし実際は「静かに人員削減を続けている」という。Apple Store従業員が語る実態とは。

 2022年ごろからMeta Platforms、Microsoft、Amazon.com、Googleのような米国IT企業大手が人員のレイオフ(一時解雇)を始め、人員削減の規模は数万人単位に及んだ。そのような中でも、Appleは大幅な人員削減をしていない。ニュース放送局CNBCが2023年5月に報じた内容によると、AppleのCEOティム・クック氏は「大量のレイオフは最後の手段だ」「雇用は継続するが、採用ペースは減速している」と説明していた。

 だが従業員の視点からは違う風景が見えている。英国のIT連合労働者組合(UTAW:United Tech and Allied Workers)に加入したApple Store従業員(以下、A氏)は、匿名を条件に自身の体験を語った。A氏によれば「Appleはまだ人員削減を続けている。これまでにないほどの厳しさで社内規定を駆使して、大量解雇の悪評が立たないようにしている」という。

入社直後からあらゆる行動を監視されるApple従業員

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