生成AI「8つの倫理的懸念」を整理【前編】

生成AIの「倫理的リスク」とは結局どういう問題? “4つの視点”で解説

生成AIの登場はビジネスに変革のチャンスをもたらすと同時に、新たなリスクをも生んだ。企業は、生成AIが引き起こし得る倫理的問題への対策を考える必要がある。懸念となるポイントを整理しよう。

 テキストや画像などを自動生成するAI(人工知能)技術「生成AI」(ジェネレーティブAI)が引き起こし得る倫理的問題にどう対処するかは、生成AIをビジネスに活用したい企業にとって大きな課題となっている。例えば、生成AIが出力した内容に誤った情報や有害コンテンツを含んでいたり、著作権侵害に該当したりといったリスクがある。これらは、企業が取り組むべき新たな課題だと言える。

 コンサルティング企業Boston Consulting Group(BCG)でマネージングディレクター兼シニアパートナーを務めるタッド・ローズランド氏は、「生成AIがもたらすリスクに対処するには、明確な戦略やガバナンス、責任あるAI活用の取り組みなど、包括的なアプローチが必要だ」と指摘する。企業は具体的にどのようなポイントを考慮すればいいのか。本稿では生成AIがもたらす懸念事項8つのうち、4つを紹介する。

1.有害なコンテンツの生成

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George Lawton
George Lawton

ロンドンに拠点を置くフリーランスのジャーナリスト。テクノロジーやビジネス分野を中心に30年以上の執筆経験を持つ。DevOps、人工知能(AI)技術、感情知性(Emotional Intelligence)、変革的リーダーシップ理論などの分野に関心を持つ。

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